
森保体制の初陣で4-4-2を採用。2トップにFW小林悠(川崎フロンターレ)とFW南野拓実(ザルツブルク)が入り、2列目左に中島、右に20歳MF堂安律(フローニンゲン)が起用された。前半16分にオウンゴールで先制した日本だが、攻撃面で存在感を示したのが9月シリーズで10番を与えられた中島だった。
ロシア・ワールドカップでMF香川真司(ドルトムント)が背負い、近年は「日本代表10番=香川」の印象が強いなか、新10番は積極果敢なドリブルで局面を何度も打開。相手を翻弄する突破で会場を沸かせるなど攻撃を牽引し、後半30分にお役御免で途中交代した。
そんな10番に魅了された一人が、元日本代表の梅崎だ。公式ツイッターで「中島翔哉のプレーが好き。まじで楽しそう。見ていてワクワクするし、楽しいね」と賛辞を送っている。さらに梅崎は南野、堂安の名前を挙げ、「中島、南野、堂安から学ぶことが沢山あった。簡単に下げないし、常に矢印がゴールに向かってる。リズム、タイミングが良い」と言及。20歳の堂安、23歳の南野、24歳の中島のプレーを分析した31歳のアタッカーは、年下からも貪欲に学ぶ姿勢を見せている。
梅崎は「明日もトレーニング楽しもう」とつぶやいており、新生日本代表のプレーは現役選手にも大きな刺激を与えたようだ。
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