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サッカーに関する移籍・引退・試合結果など

      浦和・岩波拓也はポドルスキ公認。靴職人の父と水風船がパスの原点。

       記録的な猛暑が続く今夏、浦和レッズに異変が起きている。汗をかかないボールが、縦に斜めに高速で長い距離を移動していく。ロングパスの出どころは、右サイドの深部。後半戦の途中から3バックの一角に抜擢された岩波拓也は、7月末にベルギーのシント・トロイデンへ電撃移籍した遠藤航とは異なる持ち味を発揮し、存在感を示している。
      「ロングフィードは僕の長所。難しいところでも通せる」
       涼しい顔でこともなげに言ってのけるほど自信がある。昨季まで在籍していたヴィッセル神戸時代からキックに定評はあったものの、浦和ではパススピードがさらに上がっている。
       開幕前のキャンプから浦和では強いパスを出しても、「うまくいく」と確信していた。昨季、神戸でルーカス・ポドルスキとプレーし、しっくりきていた感覚だ。
       一時期は受け手がコントロールに苦しむこともあり、「これでいいのか」と自問自答したこともあったが、元ドイツ代表FWに強い縦パスを認められ、「これでよかったんだ」と自らに言い聞かせた。いま浦和では、そのボールが存分に生きており、チームメイトたちも新たな武器のプラス効果を実感している。
      武藤、槙野も認めるパス能力。 パスを呼び込むことに長けた前線の武藤雄樹は、「動けば、ボールが出てくる」と声を弾ませる。
      「(岩波は)パス能力。見えている場所は、すごくレベルが高い。くさびはもちろん、裏に走ってもいいボールがくる。(岩波のパスが起点となってゴールが生まれた)川崎フロンターレ戦のようにね」
       同じ3バックに入る槙野智章は、精度の高いビルドアップがもたらす好影響を口にした。
      「後ろからも攻撃のスイッチを入れる回数が増えた。いまはボールと人の動かし方に深みが出ている。1本のパスで2、3人を置き去りにでき、局面も打開できる。ドリブルよりもずっと効率がいい。すごく効いている」

      掲載元:Jリーグ - Number Web
      URL:https://number.bunshun.jp/articles/-/831711

      ビビるほど凄い同世代の敵サウジ。森保U-21はなぜ自信を漂わせるか。

       森保一監督がアジア大会の目標として掲げるベスト4まであとひとつ――。
       しかし、21歳以下の若き日本代表の前には、決して低くない壁がそびえ立つ。
      「映像を見てビビるというか、凄いなと思ったので、だいぶリスペクトしている部分はあります」
       8月27日の準々決勝の相手、サウジアラビアの印象についてそう語ったのは、3バックの中央を務める立田悠悟(清水エスパルス)である。
       立田が恐れを抱くのも無理はない。サウジアラビアはラウンド16で中国を4-3で下している。スコアを見れば大接戦だが、実際には後半半ばまでサウジアラビアが4-0とリードし、油断したゲーム終盤に追い上げられたゲーム。全体を通してみれば、サウジアラビアの攻撃力が際立っていた。
       なかでも強烈な存在感を放つのが、ワントップを張る9番、ムサ・カマラである。
      前戦ではハットトリックのFWカマラ。 カマラの公式記録にはなぜか身長が記されていないのだが、おそらく190センチ近い本格派のストライカーで、ラウンド16では中国の屈強なDFをモノともせずにハットトリックを達成している。
      「打開能力があって、スピードもテクニックも身体の強さもある」とは森保監督のカマラ評だ。指揮官は警戒心を強めたうえで、カマラ対策について明かした。
      「彼に気持ち良く仕事をさせないようにしないといけない。中盤には彼にパスを出せる選手、時間とスペースがない中でボールを受けてボールを動かし、配球できる選手がいるので、9番に出る前にしっかり止められるように。球際のバトル、しつこくやりながら、勇気をもって攻撃に関わってゴールに向かっていってほしい」

      掲載元:サッカー日本代表 - Number Web
      URL:https://number.bunshun.jp/articles/-/831721

      森保U-21はサウジ戦で二兎を得た。中2日で最高の内容、サブにも火が。

       二兎を追って二兎を得る――。
       アジア大会準々決勝のサウジアラビア戦は、U-21日本代表と森保一監督にとってそんなゲームだったと言える。二兎とは、結果と成長のことだ。
       難敵サウジアラビアを2-1で振り切り、当初の目標であるベスト4進出を決めたあと、森保監督はこんなふうに語った。
      「試合に勝つという結果にこだわってやっていますけど、選手がちょっときつい状態でもプレーさせることも状況によって考えています。結果と個の成長、チームの成長という部分をいろいろと考えながら、選択していきたいと考えています」
       きつい状態でもプレーさせる――それこそ、個人の、チームの成長のためだろう。
       サウジアラビア戦はラウンド16のマレーシア戦から中2日のゲーム。そのため、メンバーを入れ替えることも予想されたが、蓋を開けてみれば、負傷したDF原輝綺(アルビレックス新潟)に代わってDF大南拓磨(ジュビロ磐田)が入っただけ。それ以外はマレーシア戦と同じメンバーだった。
      疲れはあるけどやるしかないな。「疲れはあります。けっこう来てます」とFW岩崎悠人(京都サンガ)は明かした。
      「前日練習でもフレッシュな選手が勢いを持ってやってプレーしていたので、代わるかなと思ったんですけど代わらなくて、やるしかないなって」
       疲労を抱える選手たちは、しかし、序盤からハイプレスを仕掛けたり、裏に飛び出したりと、指揮官の期待に応え、マレーシア戦で得た成功体験をさらに確かなものとするパフォーマンスを見せるのだ。
       また、サウジアラビアのシステムは4-2-3-1ないし4-3-3であるのに対し、日本は3-4-2-1だから、ピッチのあらゆる箇所でミスマッチが起こる状態だった。加えて相手のセンターフォワードのムサ・カマラは身長が190センチ近くあり、スピードと強さとうまさを備えた強力なストライカーである。
       その対策としてチャレンジ&カバーをはっきりさせるため、4バックに変更して2センターバックで対応することも考えられたが、指揮官はそうしなかった。それも選手の成長を考えてのことだろう。

      掲載元:サッカー日本代表 - Number Web
      URL:https://number.bunshun.jp/articles/-/831738
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