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サッカーに関する移籍・引退・試合結果など

      マイアミで左腕を叩いてから22年。西野朗の時間と時計へのこだわり。

       22年前。左手に着けていた腕時計には秒針がなかった。後半27分に先制した後は残り時間をとてつもなく長く感じ「早く進め」と念じながら何度も腕時計を叩いた。1-0のまま後半45分を回ったが、左手を見ても秒単位の経過が分からない。快挙を告げる終了の笛が鳴ったのはアディショナルタイム突入から2分30秒後だった。
       1996年7月21日。日本がアトランタ五輪グループリーグ初戦でブラジルを1-0で破った“マイアミの奇跡”の話である。グループリーグで2勝1敗の好成績を収めながら、得失点差で決勝トーナメント進出を逃して早々と帰国。その後、西野朗氏は国産時計ブランドから100分の1秒まで計測できるデジタル腕時計を提供されるようになった。
      「昔はいい加減な形で時計をしていたが、今は(同じブランドの時計を)20数年も使わせてもらっています。(時計を)叩くものだなと思いました」と冗談交じりに振り返っている。
       監督、コーチら指導者は練習や試合で細かく時間を計測する必要があるため、ピッチではストップウオッチ機能付のデジタル時計が基本。アトランタ五輪で時間に対する無頓着ぶりを露呈した西野氏だが、ロシアW杯に向けたタイムマネジメントは素晴しかった。
      準備段階からW杯3戦目を見据えていた。 ハリルホジッチ元監督の電撃解任を受けて4月9日に監督に就任。W杯初戦のコロンビア戦まで2カ月強、選手が集まってからの準備期間は約1カ月しかない中、残された時間を逆算してチームを16強に導いた。
      「急きょ命を受けての就任だった。短い時間で劇的にチームを変えたい中で、まず時間との戦いがあった。コロンビア戦が数日遅れてくれたらなと思いましたけど、待ったなしで試合は来る。1日1日のスケジュールを組み、その質をどう上げていくか。選手とコミュニケーションを取りながらベストな選択をしていった。葛藤しながらいい準備ができたかなと思う」
       開幕直前のテストマッチ3試合で、登録メンバー全23選手を起用。効果的なタイミングで完全オフのレストデーを入れて、家族や友人らとリラックスして過ごせる時間を作った。通常ならチーム作りを急いで、先発を固定するのが定石。
       戦術を急ピッチで落とし込むために練習でも多くのメニューを詰め込みたくなる状況だが「コンディション最優先」の方針を軸にして、時間を管理した。準備段階から、グループリーグ第3戦ポーランド戦で先発6人を変更するターンオーバー制を見据えていたのだから、恐れ入る。

      掲載元:サッカー日本代表 - Number Web
      URL:https://number.bunshun.jp/articles/-/831687

      ロシア大会を褒められると心が痛む。岡崎慎司の目標は、36歳でW杯。

       ワールドカップが終わり、1カ月あまりが経った。欧州各国リーグも次々と新シーズンを迎えている。
       そんななか、プレミアリーグも開幕したが、岡崎慎司は戦線に復帰していない。ワールドカップで痛めた怪我のリハビリは現在も続いている。
       岡崎にとって3度目となったロシアW杯。3大会連続ゴールこそ達成できなかったが、グループリーグ3試合に出場した。特に第2戦のセネガル戦では、岡崎らしく前線で身体を張った。
       本田圭佑の同点弾は、ゴール前中央で岡崎が相手選手ともどもつぶれたからこそ生まれた。
      「『圭佑のゴールは、岡崎のゴールだよ』と周りに言われるたびに心が痛い。ほめてもらえるのはうれしいし、僕を励まそうと言ってくれているとは思うけど、同時にフォローされているような気がして……。自分が100%だったら、と何度も思ってしまう。『怪我を抱えながらも、よくやった』というこのままの印象で終わりたくない。だから、ロシア大会が終わったときに自然と『4年後やな』と思った。自分の挑戦はこれじゃ終われない」
       大会後に短いオフを終えて日本を離れる7月下旬、岡崎はそんなふうに語った。森保一新監督の就任が決まり、新たなスタートを切った日本代表が目指す4年後のカタール大会。岡崎は心機一転、次のワールドカップへの挑戦を心に誓った。
      負傷を繰り返し、W杯でも……。 今年の岡崎は2月上旬に負傷離脱。一度は試合復帰したが、再び戦列を離れた。その間に就任した日本代表の西野朗監督(当時)は岡崎を信頼して、本大会メンバーに選出する。本番までに負傷が癒えるという確信を持ち、回復も進んでいたのだろう。
       だが、6月12日のパラグアイ戦で岡崎はまたもや怪我を負った。指揮官はそれでも岡崎をメンバーに残し、大会初戦、第2戦と途中出場で投入した。
       そして先発した第3戦のポーランド戦。岡崎にとって最大のチャンスは負傷交代に終わった。岡崎のワールドカップは実質この時点で終わっていたのかもしれない。

      掲載元:サッカー日本代表 - Number Web
      URL:https://number.bunshun.jp/articles/-/831689

      ネイマールはパリが大好きだが……。PSGファンが彼を嫌いな多くの理由。

      『フランス・フットボール』誌8月7日発売号は、リーグアンの開幕を特集している。シーズンの展望やルイス・グスタボ(マルセイユ)のインタビューなどに続いて、取り上げられているのがリーグアン最大のスター、ネイマールである。
       移籍から1年が経過した今でも、ネイマールとパリ・サンジェルマンの関係は、いまだ想い描かれたような良好なものになっていない。まるで王様のように傍若無人に振る舞うネイマールと、それを苦々しく思いながら見つめるメディアとサポーター――いったいネイマールの何が問題なのか? 
       パルク・デ・プランスの観衆と直接の関係を持つ各メディアのPSG担当者たちを、クリストフ・ラルシェ記者が取材した。
      監修:田村修一
      ネイマールはPSGの手に余る選手!? インタビューはそれぞれの編集部にほど近いカフェでおこなわれた。レモネードやソーダ、オレンジジュースなどの飲み物を前に、彼らはほぼ同様の反応を示した。その言葉はPSG関係者たちと同様にネガティブな表現に溢れていた。
      「ネイマールはファンと親しくなるための努力をしていない」
      「クラブは彼を依怙贔屓しすぎている」
      「試合であまりに安易に倒れすぎる」
       不満はどれもシリアスで、肯定的なコメントはほとんど聞かれなかった。裏側に透けて見えるのは、「ネイマールはPSGというクラブにとって大きすぎる存在なのでは?」という疑問である。

      掲載元:海外サッカー - Number Web
      URL:https://number.bunshun.jp/articles/-/831741
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